【YouTube】著作権侵害動画をどうやって見つけてるのか?

YouTubeにアップされる膨大な動画の中から「著作権を侵害する動画」はどうやって見つけられているのか。

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YouTubeにアップロードされる動画

YouTubeは、検索エンジン最大手「Google」が提供する動画共有サイトで、毎分100時間分の動画がアップロードされています。(プレス ルームより)

では、その膨大な量の動画からどのような方法でコンテンツホルダ(著作権を保持・所有する人々の事)は著作権侵害動画を発見しているのでしょうか?

コンテンツホルダの方々がモニターの前に並んで人力で探す、人海戦術でしょうか?

いいえ、そうでありません。

YouTubeには「コンテンツIDシステム」という、著作権やコンテンツホルダを保護する仕組み存在します。


コンテンツIDシステムとは?

コンテンツIDシステムは、事前に所有する動画をYouTubeに提出しておけば、似た動画がアップロードされると通知されるシステムです。

通知を受けたコンテンツホルダは、次の対応策を選択することが可能です。

  1. 音声をミュートにする (ミュート
  2. 動画全体をブロック(削除)する (ブロック
  3. 広告が表示されるようにして収益化する (収益化
  4. 動画の再生に関する統計情報を追跡する (追跡

例えば、角川グループではあるアニメが違法アップロードされましたが、該当動画は300万再生、1,700万件のコメントがされていたため、角川グループは該当動画を削除せず「追跡」を選択したそうです。

このシステムにより、コンテンツホルダは違法アップロードされた動画を効率的に探し出し、削除などの措置を取れるようになっています

詳しく知りたい方は次の動画やリンクを参考にして下さい。

参考: Youtube ヘルプ コンテンツ ID の機能