ランサムウェアの被害状況がわかる「Map of US ransomware attacks」
アメリカ国内のランサムウェア被害状況がほぼリアルタイムでわかる「Map of US ransomware attacks」のご紹介です。
Map of US ransomware attacksとは?
Map of US ransomware attacksは、情報セキュリティサイト「Comparitech.com」が提供するランサムウェア攻撃の観測情報サイトです。
2018年以降にアメリカ国内で発生したランサムウェア攻撃を統計処理したサイトで、毎日更新されています。
元データは、Google スプレッドシートで公開されており、アカウント登録不要で誰でも閲覧可能です。
確認可能な情報
Map of US ransomware attacksは、英語のみで日本語には対応していません。
しかし、日本でも見慣れたグラフ形式で公開されているため、理解は難しくないでしょう。
グラフは大きく3つ公開されています。
- 発生場所別(マップ)
- 業界別(棒グラフ)
- ランサムウェア別(円グラフ)
発生場所別
被害場所別の状況を確認できます。
分野別に色分けされ、左側のチェックから年代別に、右側上部からランサムウェア別、右側下部から支払い有無別に結果をフィルタできます。
- Business(企業):青色
- Education(教育機関):緑色
- Government(政府):黄色
- Healthcare(医療):赤色
点をクリックすると、詳細が表示できます。
業界別(棒グラフ)
時系列で業界別の発生状況を確認できます。
発生場所別同様に分野別に色分けされています。
分野別の発生件数も確認できます。
右上から年度を変更できます。
ランサムウェア別(円グラフ)
攻撃に使用されたランサムウェア別の割合を確認できます。
基本的に毎年同じランサムウェアが猛威を振るうことは少なく、毎年異なるランサムウェアが登場し、被害をもたらしています。
元データについて
元データは、Google スプレッドシートで公開されているため、同様の統計や調査を誰でもすることができます。
また、ページ上部のリンクから分野別の解析レポートが確認できます。
Map of US ransomware attacksのグラフは、Tableauで作成されているため、共有コードを使うことで自身のウェブページに埋め込むことも可能です。
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