「Norton ConnectSafe」はサービス終了済み、代替はOpenDNSがオススメ
ウイルス対策ソフト「Norton」で有名なシマンテックが運営をするパブリックDNSサーバ「Norton ConnectSafe」は2018年11月にサービス終了済みで、 OpenDNSなどの他のパブリックDNSサーバへの移行が必要です。
「Norton ConnectSafe」は既にサービスを終了している
Norton ConnectSafeは、ウイルス対策ソフト「ノートン セキュリティ」で有名なシマンテックが運営をするパブリックDNSサーバです。
特徴として3段階のフィルタリング機能を備えており、数多くのパブリックDNSサーバでも、特に、セキュリティの高いDNSサーバとして有名でした。
また、Norton ConnectSafeはバッファロー製の無線LANルータのWEBフィルタリング機能として提供されるなど、別企業でも活用されていました。
しかし、「Norton ConnectSafe」は2018年11月15日をもって、サービスを終了しました。
参考:Norton ConnectSafe の設定を削除する
サービス終了理由
ノートン公式フォーラムによると、シマンテックの投資および事業フォーカスが変化したことが原因で、サービスを終了すると説明しています。
Why is Norton ConnectSafe being retired?
ConnectSafe is being retired due to shift in Symantec’s business focus and investment.
引用元:End-of-Life announcement for Norton ConnectSafe | Norton Community
シマンテックは、2015年に大規模なセキュリティに関する不正行為を行っていたことで、最終的に該当事業を売却するなどセキュリティ企業としての信頼が揺らぐ自体が発生しているため、事業の整理・方針を行っています。
移行先はOpenDNSがオススメ
「Norton ConnectSafe」が終了したため、移行先を探す必要がありますが、フィルタリング機能が必要であればOpenDNSがオススメです。
OpenDNSの優先DNSサーバのアドレスは
208.67.222.123
OpenDNS代替DNSサーバのアドレスは
208.67.220.123
Norton ConnectSafe同様に危険なサイトへのフィルタリング機能を備え、世界最大のネットワーク機器メーカー「Cisco」が運営しています。
OpenDNSは、無料アカウントを作成することで「i-FILTER」のようなカテゴリ別の自由なフィルタリング機能を使用することができ、アカウントを作成しない場合でも危険なサイトへの接続を標準でフィルタリングしてくれます。
フィルタリング機能を備えたパブリックDNSサーバは他にも公開されていますが、長年に渡り運営され、日本国内にもサーバが設置されているため、安心して利用できます。
単純に高速なパブリックDNSサーバが必要であれば、Googleが運営をするGoogle Public DNS(8.8.8.8)がオススメです。
DNSサーバの変更方法は、こちらを参考にしてください。
お礼
「Norton ConnectSafe」のサービス終了の情報は下記記事で通りすがり様よりご紹介頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。
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