【追記あり】スマホ向けバックアップストレージ「Degoo Cloud」
無料プランでも大容量100GBが利用可能なモバイル機器のバックアップに特化したオンラインストレージサービス「Degoo Cloud」のご紹介です。
本記事で紹介する「Degoo」は無料容量が100GBから20GB、有料10TBプランは5TBに減少しました。
Degoo Cloudとは?
Degoo Cloudは、モバイルバックアップのためのオンラインストレージサービスです。
2012年にプライバシー保護で有名なスウェーデンでサービスを開始し、大容量と各種プライバシー保護技術を特徴にサービスを提供し続けています。
100GB | 500GB | 10TB | |
---|---|---|---|
月間プラン | 無料 | 3ドル | 9.99ドル |
接続デバイス数 | 1 | 10 | 制限なし |
通信暗号化 | 対応 | 対応 | 対応 |
広告 | あり | × | × |
ゼロナレッジ | × | 対応 | 対応 |
Degoo Cloud最大の特徴は、何と言っても容量です。
無料プランでも100GB、有料プランでは10TBが「月額9.99ドル」と、容量だけであれば他のサービスを寄せ付けません。
また、バックアップという利用用途では重要になる
- ゼロ・ナレッジ保管※※有料プランのみ
- フル通信暗号化
に対応しています。
ゼロ・ナレッジ(Zero-Knowledge):クライアント(利用者)側で暗号化・復号を行い、サーバには暗号化済みデータだけを保管する方式。一般的なオンラインストレージは、サーバ側で暗号化を行うため、サービス運営者がデータの閲覧や検閲が可能だが、クライアント側で暗号化済みのため、サービス運営者もデータの中身は確認できない。
しかし、Degoo Cloudは、モバイル機器向けのサービスであり、WindowsやMac向けのクライアントアプリを提供していません。
そのため、サービス利用はスマホアプリが必要となりますが、一般的な android や iOS 向けはもちろん、Galaxy Store や Huawei Store でもアプリを公開しています。
このアプリ限定の制約は、大容量でもサービスを継続し続けている秘密になります。
サービス終了のリスク
大容量オンラインストレージは、ヘビーユーザーを原因とした採算悪化で、無料容量縮小やサービス自体が終了となるパターンが後を絶ちません。
その点、Degoo Cloud はモバイル専用のサービスにすることで、ヘビーユーザーが発生するデスクトップ利用者がいないため、2012年からサービスを継続できています。
無料プラン終了やサービス自体が終了したサービス
- 【追記あり】FTPに対応した大容量50GBのオンラインストレージ「Firedrive」
- 【追記あり】10TBが月500円。海外の大手激安オンラインストレージ「hubiC」
- 【追記あり】大容量100GBの無料オンラインストレージサービス「OziBox」
- 【追記あり】Hiveの無料プラン廃止と完全有料化
- ADriveの無料プラン「Personal Basic」の廃止と完全有料化
- 5月1日、オンラインストレージ「Copy」はサービスを終了します。
- 【追記あり】日本語対応、25GBまで無料のオンラインストレージ「Gavitex」
アカウント作成方法
- アカウント作成ページにアクセス。メールアドレスとパスワードを入力し、「Create account」をクリック
- 無料プランを選択するため、左側の「Choose this plan」をクリック
- 以上でアカウント作成は完了です。
Degoo CloudのWebアプリ
モバイルアプリが原則ですが、パソコンのブラウザからログインできるWebアプリも提供されています。
簡単にレビュー紹介します。
ホーム画面です。一般的なオンラインストレージ同様のレイアウトで、ファイルのアップロードやダウンロードも可能です。
画像ファイルはサムネイル表示されます。アップロードはドラッグアンドドロップに対応しています
ファイルの詳細画面です。画像ファイルを選択した場合ですが、ダウンロードの他に編集機能も提供されています。
「Share」を選択すれば、無料プランでもファイルを共有することができます。
設定画面です。モバイルアプリが原則のため、ほとんど設定項目がありません。
例えば、パスワードやメールアドレスの変更機能も提供されていません。
言語設定は、アラビア語、英語、中国語、イタリア語に変更が可能です。
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