Error 521と表示されてページが見れない場合の対処法

「Error 521 Web server is down」と英語のページが表示されて本来のページが見れない場合の対処法

CloudFlare-Error_521


状況

ウェブページを閲覧した際に、以下のようなウェブページが表示されて本来のページが閲覧できない。

Error 521 Ray ID: 123456789

Web server is down

What happened?
The web server is not returning a connection. As a result, the web page is not displaying.

翻訳すると…

エラー521 Ray ID:123456789

ウェブサーバがダウンしています。

何が起きたのか?
ウェブサーバへの接続に応答がありません。その結果、ウェブページを表示することができません。

情報・対処法

つまり、「サーバから応答がないため、ウェブページが表示できません」と言うことです。

具体的には、CloudFlare というサービスを利用しているウェブサイト(サーバ)がダウンしている場合に表示されるエラーページで、利用者側で対処することができない問題です。

よって、サーバが復旧するまで待つしかありません。

ただ、裏技を使えば制限付きで見れる場合もあります。

参考:【裏ワザ】サーバダウンで見れないサイトを表示する方法


補足

「応答がないのになぜエラーページが表示されているのか?」と思うかも知れませんが、このエラーページを表示しているのは「CloudFlare」というCDNサービスです。

CDNサービスとは、簡単にいうと負荷分散を目的とした中継サーバを提供するサービスです。

複数存在する中継サーバは、本来のサイトへのアクセスを中継する際、中継したデータを一定期間保存し、同じアクセスには中継するのではなく保存したデータを返します。

そのため、アクセスが急激に増加しても中継サーバの時点でアクセスが終わり、本来のウェブサイトには影響を与えないといったメリットがあります。

しかし、中継サーバに保存済みデータがなく、本来のウェブサイトもダウンしている場合は、中継に失敗するため、中継サーバが「(保存したデータがなく、本来のウェブサイトに中継しようとしても)応答がないためウェブページを表示できない」とエラーページを表示します。

CDNについてもっと詳しく知りたい方は、次のウェブページを見ると良いかも知れません。

第1回 CDN の 仕組み (CDNはどんな技術で何が出来るのか) | REDBOX Labo第1回 CDN の 仕組み (CDNはどんな技術で何が出来るのか) | REDBOX Labo