Windows10で最適なRamDisk作成ソフト「ImDisk Toolkit」
最新のWindows10にも対応するRamDisk作成ソフト「ImDisk Toolkit」のご紹介です。
目次
Windows10に対応したRamDisk作成ソフト
Windows7に最適なRamDisk作成ソフトでもご紹介した「SoftPerfect RAM Disk」の最新版が有料となり、Windows10でまともに動作しなくなったので、RamDisk作成ソフトの後継を検討しました。
参考:Windows7 64bit版に最適なRamDisk作成ソフト「SoftPerfect RAM Disk」 | ハルパス
実際に色々と使ってみた結果、「ImDisk Toolkit」が機能・性能ともに優れており、何かと話題となる最新版のWindows10※でも問題なく動作したのでご紹介します。
※2019年6月11日時点の最新版 Version.1903
ImDisk Toolkitとは?
ImDisk Toolkitは、最新版のWindows10にも対応したRamDisk作成ソフトウェアです。
ツールキットという名前の通り、オープンソースの仮想HDDやRamDisk作成ソフトである「ImDisk」を手軽に使えるようにするツール集で、本来はコマンドプロンプトから面倒な作業が必要な「ImDisk」の設定を、マウス操作で簡単に行うことができます。
※「ImDisk」自体はあまり一般には有名ではありませんが、非常に高性能で安定しており、RamDisk作成機能も機能の一部にすぎません。
RamDisk作成に必要な「ImDisk」自体のダウンロードから、動作に必要な関連ソフトウェアのインストールまで全自動で行ってくれるので、「よくわからないけどRamDiskを使いたい」という方にオススメです。
また、簡単に使うことができますが細かな設定をすることもできるため、単純にコマンドプロンプトから作成するのは面倒という上級者の方にもオススメです。
ただ、唯一の欠点は日本語表記に対応していないことです。
ImDisk Toolkitの特徴・機能
- Windows XPから最新版のWindows10で利用可能
- 32bitOSの4GB超え部分を活用可能(AWE機能)
- KB、MB、GB単位で容量指定可能
- メモリ動的確保機能対応※
- NTFS、FAT、FAT32、exFAT形式のフォーマットに対応
- クイックフォーマット形式対応
- NTFSの圧縮機能対応
- TEMPフォルダの自動設定機能
- 起動時に指定フォルダの内容をRamDiskに自動コピーする機能
- シャッドダウン時に内容を指定フォルダに退避する機能
※RamDiskに保存したデータ容量分だけ、メモリを消費する機能
インストール方法
- SourceForge.netから最新版のImDisk Toolkitをダウンロード
- ダウンロードしたImDiskTk-x64.exeを実行
- ユーザーアカウント制御が表示されるので、はいをクリック
- インストール先等をお好みで設定し、Installをクリック(初期設定で問題ありません)
- OKをクリックしたらインストールは完了です。
RamDiskの作成方法(基本編)
まず、基本的なRamDiskの作成方法をご紹介します。
- デスクトップに作成されているショートカット「RamDisk Configuration」をクリック
- ユーザーアカウント制御が表示されるので、はいをクリック
- Sizeに作成したいRamDiskの容量を設定し、右下のOKをクリック
- すぐにRamDiskが作成され、完了すると画像のようなプロパティ画面が表示されます。
- 作成したRamDiskはすぐに使用でき、アクセス速度もSSDと比べても高速です。
ImDisk Toolkitの応用的な設定方法
ImDisk Toolkitでは、メモリ動的確保機能など様々な機能に対応しています。
今回紹介した機能は、すべて、RamDiskの容量設定を行ったウィンドウの部分で設定出来るので、お好みにあわせ最適な設定を探してみてください。
RamDiskの設定が終わったら、周辺のソフトウェアの設定もしておくことをオススメします。
例としてFirefoxでは、キャッシュをRamDiskに置くことで、高速化とプライバシー向上、そして長い間使っても重くなりずらくなるメリットがあります。
ディスカッション
コメント一覧
使えました!
いいソフトの紹介ありがとうございます
一角獣さん、コメントありがとうございます。
お役に立てたのであれば幸いです。
これからも当ブログをよろしくお願いします。