マウス操作だけでシンボリックリンクを作成できる「Link Shell Extension」
マウス操作だけでシンボリックリンクを作成することができるようになるエクスプローラー用拡張ソフト「Link Shell Extension」のご紹介です。
目次
Link Shell Extensionとは?
Link Shell Extensionは、シンボリックリンク作成を支援するエクスプローラー用拡張ソフトウェアです。
コマンドプロンプトを使用する必要のあるシンボリックリンク作成を、右クリックメニューから行えるようにするソフトで、シンボリックリンクの他にもジャンクションや、世代コピーも作成することができます。
Link Shell Extensionのインストール方法
- 公式サイトから最新版のLink Shell Extensionをダウンロード
- ダウンロードしたHardLinkShellExt_win32.exeを実行(64bit版はHardLinkShellExt_X64.exe)
- ユーザアカウント制御が表示されますが、はい(Y)をクリック
- OKをクリック
- Installをクリック
- はい(Y)をクリックして、エクスプローラーを再起動します。
- Closeをクリックしたらインストールは完了です。
Link Shell Extensionの使い方
Link Shell Extensionをインストールすると、右クリックメニューにシンボリックリンク作成用項目が追加されます。
使い方としては、リンク元にしたいフォルダを右クリック、「リンク元として選択(L)」を選択。 → リンク先で右クリック、「リンクを作成・・・」を選択。となります。
項目の内容について
リンク先の右クリックメニューで表示される項目の内容は次の通りです。
- シンボリックリンク(S)
- ジャクション(J)
- スマートコピー(S)
- スマートミラーリング(I)
- 世代コピー(T)
- シンボリックリンクを一括作成
世代コピーでは、元ファイル名にコピー時刻が追加された上で、コピーされます。(Cache → Cache – 2015-11-23-20-21-26)
スマートコピーとスマートミラーリングについてはよく分かりません。(コピー&ペーストと同じ?)
使用例
シンボリックリンクの作成例として、Opera NextのキャッシュフォルダをRamDiskに変更する場合を紹介します。
Opera Nextではキャッシュフォルダを設定する項目がないため、キャッシュフォルダを変更したい場合は、シンボリックリンクを使用する必要があります。(詳しくはこちら)
キャッシュフォルダ : C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Opera Software\Opera Next
RamDisk : R:\cache
※例ではフォルダを指定していますが、ドライブ(C:\やD:\など)も指定可能です。
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