macOSでGoogle Chromeに起動オプションを設定する方法

macOS 13 Venturaの環境下で、Google Chromeに起動オプションを設定して起動する方法のご紹介です。

Google Chromeの起動オプション

Google Chromeには、特定オプションを指定した状態で起動する「起動オプション」があります。

参考:起動オプション – Google Chrome まとめWiki

当サイトでも、起動オプションを利用してChromeの特定機能を無効にする方法をいくつか紹介しています。

参考:【2024年5月】またまた変わったChromeのUIを元に戻す方法

Windowsの場合は、ショートカットを右クリックして「リンク先」にオプションを追加するだけですが、macOSの場合は方法が異なります。

そのため、このページではmacOSでGoogle Chromeに起動オプションを設定する方法をご紹介します。

動作確認をした環境

  • macOS 13.6.7 Ventura
  • Chrome 125.0.6422.113

macOSで起動オプションを設定する

  1. アプリケーションのAutomator.appを起動
  2. 新規書類をクリック
  3. アプリケーションを選択して、右下の「選択」をクリック
  4. 検索欄に「シェルスクリプト」と入力して、表示された「シェルスクリプトを実行」をダブルクリック
  5. 右側に入力欄が表示されるので、起動オプションを含む次の形式を入力
    例は【2024年5月】またまた変わったChromeのUIを元に戻す方法の設定です。

    入力形式:
    open "/Applications/Google Chrome.app" --args  "起動オプション"
    例:
    open "/Applications/Google Chrome.app" --args --disable-features=CustomizeChromeSidePanel

  6. ファイルから「保存…」を選択
  7. 任意の名前を付けて保存をクリック
  8. 保存されたAutomatorから起動すると、起動オプションが指定された状態で起動します。

トラブルシューティング

起動オプションが適用されない場合、「chrome://version/」を開いて、コマンドラインに指定したオプション(例:--disable-features=CustomizeChromeSidePanel)が含まれているか確認してください。

ない場合、設定が反映されていないので、一度を再起動して、再度Automatorから起動してください。