Chromeのトラブルシューティング情報を確認する方法

Google Chromeのバージョンやシステム情報を確認できるchrome://version/chrome://system/のご紹介です。

Chromeのトラブルシューティング情報

Google Chromeで問題が発生した場合、他の人にヘルプを求めることがあります。

ヘルプの際は、使用しているバージョンやシステム情報を共有することが重要で、Firefoxの場合、一度にすべての情報が確認できる専用ページが用意されています。

参考:トラブルシューティング情報ページを利用する | Firefox ヘルプ

Google Chromeの場合、Firefoxのような一度に確認できるページは用意されていませんが、同様の情報が下記のページから確認可能です。

※Firefoxのように、セキュリティ対策ソフトなど周辺情報はほとんど表示されません。


chrome://version/

その名の通り、Google Chromeの詳細なバージョンが確認できるページです。

Google Chrome自体のバージョンのほか次の情報も確認可能で、一般的な用途であればこちらで十分でしょう。

  • OSのバージョンとビルド
    • 例:Windows 11 Version 23H2 (Build 22631.2428)
  • JavaScriptのバージョン
    • 例:V8 11.9.169.6
  • ユーザー エージェント
    • 例:Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/119.0.0.0 Safari/537.36
  • コマンドライン(適用されている起動オプション)
    • 例:"C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --flag-switches-begin --flag-switches-end --origin-trial-disabled-features=WebGPU
  • 実行ファイルのパス(インストール先)
    • 例:C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe
  • プロフィール パス(プロパティの保存先)
    • 例:C:\Users\11\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default

chrome://system/

Google Chromeの「問題の報告」機能でも使用されるシステム情報です。

chrome://version/同様にGoogle Chrome自体とOSのバージョンが確認できるほか、インストール済みの拡張機能、メモリ情報などが確認可能です。

拡張機能の一覧以外は、Google Chromeの開発者でもない限り、使用することはないと思います。

  • CHROME VERSION
  • OS VERSION
  • about_sync_data
  • chrome_root_store(証明書のルートストア)
  • cpu_arch(CPUアーキテクチャ)
  • device_event_log
  • enrolled_to_domain
  • extensions(拡張機能)
  • install_location
  • installer_brand_code
  • mem_usage(メモリ状況)
  • mem_usage_with_title
  • network_event_log
  • update_error_code
  • usb_keyboard_detected