【Windows10】 レジストリのバックアップ方法

Windows10の環境下で、レジストリエディタを利用して「レジストリの全データ」をバックアップする方法のご紹介です。

レジストリとは?

レジストリ(Registry)は、Windowsを利用する上の必要な、数多くの設定値を管理するデータベースの一種です。

身近な設定値の例では「 ”jpg” や “gif" などの画像ファイルは”ペイント”で開く」といった「拡張子の関連付け」を行っています。

レジストリは「レジストリエディタ」と呼ばれる専用エディタで編集可能です。

しかし、重要な設定値も変更可能なため変更内容次第では、コンピュータが起動しなくなるなどの事態も発生します。

今回はそんな「レジストリ」をバックアップする方法をご紹介します。

予めバックアップを作成しておくことで、もしコンピュータが起動しなくなっても、対処することができます。

なお、もっと詳しいことを知りたい場合は、次の公式サポートを参照してください。

参考:上級ユーザー向けの Windows レジストリ情報


レジストリのバックアップ方法

  1. スタートボタンをクリックし、regedit を検索し、起動します。(クリック)
  2. ユーザーアカウント制御が表示されますが、はい(Y)をクリック
  3. レジストリエディタが起動します。
  4. 左上の「ファイル(F)」 → 「エクスポート(E)…」の順にクリック
  5. 適当な名前を入力し、保存(S)をクリック
  6. レジストリのバックアップデータが保存(出力)されます

レジストリの復元について

同様に行い「5.」の部分で「インポート(I)…」をクリックし、バックアップデータを指定するとレジストリはバックアップ時点まで復元されます。


レジストリの一部バックアップ

同様に行い「7.」の部分で、下側の「エクスポート範囲」からバックアップする範囲を指定できます。