Western DigitalのHDD診断ツール「Data Lifeguard Diagnostic for Windows」
大手HDDメーカ「Western Digital」が無償で公開しているハードディスク診断ツール「Data Lifeguard Diagnostic for Windows」のご紹介です。
Data Lifeguard Diagnostic for Windowsとは?
「Data Lifeguard Diagnostic for Windows」は、米ウェスタン・デジタル社(WD)が無償で公開しているハードディスク診断ツールです。
故障したHDDの診断や、廃棄するHDDに保存されているデータの完全削除※を行うことができるツールで、ウェスタン・デジタル製以外のHDDにも使用することができ、SSDや外付けHDDにも対応しています。
データの完全削除:HDDの全領域に「0(ゼロ)」を書き込むことで、データの復元をできなくすること
HDDは壊れやすいため、コンピュータの調子が悪いときはこのツールを使ってHDDのチェックを行うと原因が判明するかも知れません。
HDDが故障していた場合で、RMAの対象期間内であればこのツールの結果を添付することで無償交換を受けることができます。(ウェスタン・デジタル製の場合)
残念ながら日本語表記には対応していませんが、ScanやStartといったボタンをクリックするだけのため手軽に使うことができるでしょう。
なお、シーゲイトも同様のツールを無償で公開しています。こちらは診断機能のみでデータの完全削除機能はありません。
インストール方法
- Western Digitalサポートページにアクセス。「Data Lifeguard Diagnostic for Windows」をクリック
- [DOWNLOAD] をクリック
- ダウンロードした WinDlg_vx_xx.zip を解凍
- 解凍したフォルダ内にある、setup.exe をクリック
- [Next >]をクリック
- [Next >]をクリック
- [Next >]をクリック
- [Install >]をクリック
- [Finish]をクリックしたらインストールは完了です。
使い方
- Data Lifeguard Diagnostic for Windowsを起動。表示されるライセンス合意を同意して [Next >] をクリック
- コンピュータ内のHDDが一覧表示されるので、診断したいディスクをダブルクリック
- 実行したい操作をクリックし、[Start] をクリック
■ QUICK TEST:一部領域のテストを行う。直ぐ終わるがエラーを見逃す場合がある。
■ EXTENDED TEST:すべての領域のテストを行う。極めて長い時間がかかる。
■ WRITE ZERO:すべてのデータを削除する
■ VIEW TEST RESULT:テスト結果を表示する
- 検査ディスクで使用しているソフトなどを終了した上で、[OK] をクリック
- 検索中…
- 緑色のチェックマークが表示されれば、エラーはなく正常です。[Close] をクリックして終了してください。
※エラーが発見された場合は、赤色のバツが表示されます。
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