【要確認】Verisign Public DNSはNeustarに買収されました
Verisignが提供する「Verisign Public DNS」はNeustarに買収され、NeustarのパブリックDNSサービスの一部となりました。
目次
Verisign Public DNSについて
Verisign Public DNSは、Verisignが運営をするパブリックDNSサービスです。
ルートサーバやSSL証明書を販売、運用するVerisignが運営しているため、高いセキュリティーと信頼性が特徴で、プライバシー保護にも力を入れていました。
Neustarの買収
Neustarは、現地時間の2020年11月2日にVerisign Public DNSを買収したことを公式サイトで発表しました。
Verisign Public DNSは、今後、Neustarが提供するパブリックDNSサービス「Neustar UltraDNS Public」の一部として運用されます。
Verisign Public DNSのIPアドレスは、Neustar UltraDNS Publicに吸収されるため、引き続き使用することができます。
Verisign Public DNSのIPアドレス一覧
- 64.6.64.6
- 64.6.65.6
- 2620:74:1b::1:1
- 2620:74:1c::2:2
既に、Verisign側の公式ウェブページ(Verisign Public DNS)は削除され、内容を確認することはできませんが、Wayback Machineで当時のページを確認することができます。
Verisign Public DNS is now part of Neustar UltraDNS Public
As of Dec. 3, 2020 the IP blocks (64.6.64.6, 64.6.65.6, 2620:74:1b::1:1, 2620:74:1c::2:2), formerly used by the Verisign Public DNS service, have been transferred to Neustar’s recursive service, Neustar UltraDNS Public. This address space is now mapped to the Unfiltered Resolution service level of Neustar UltraDNS Public.
Users of Verisign Public DNS are not required to make any DNS configuration changes to existing IPs, and are encouraged to learn more at publicdns.neustar.
For more information on the transition of Verisign Public DNS to Neustar, please click here.
オススメの移行先
Verisign Public DNSは、サービス終了ではなく、移行は必須ではありませんが、他のパブリックDNSも日々進化しているので、この機会に利用するパブリックDNSの見直しをすると良いかもしれません。
パブリックDNSの一覧と概要については、次の記事を参照してください。