【2019】故障したSeagate製HDDをRMA制度で無償交換する手順
保証期間内であれば故障したSeagate製HDDを無償交換できるRMA制度の手続き方法のご紹介です。
故障HDDを無償交換できるRMA制度
RMA制度は、一定期間内であれば故障HDDを無償で交換できるメーカー保証の一種です。
Seagateに限らず、WDなどの海外メーカーを中心に提供されているサービスで、製品により期間は異なりますが、2~5年度程度の期間内であれば、事前申し込み不要でRMAの対象となります。
今回はこのRMA制度を使用して、故障したSeagate製HDDを無償で交換するための申請手続き方法をご紹介します。
手続きにあたり、故障したHDDのシリアル番号とモデル番号が必要になるので、事前に確認しておいてください。
なお、シリアル番号等はCrystalDiskInfoなどのディスク状態確認ツールを使うことで確認できます。
また、故障したHDDは、申請前に「SeaTools for Windows」を使って、本当に故障しているかどうかを確認することを強く推奨します。故障していない場合は交換されないだけに限らず、送ったHDDが返却されない場合があります。(返却される場合も往復送料は、自己負担です)
RMA対象かどうかの確認方法
- Seagateサポートサイトにアクセスし、シリアル番号を入力。「私はロボットではありません」にチェックし、「保証の確認」をクリック
- 表示された保証期間を過ぎていなければ、RMA対象です。
Seagateアカウントの作成方法
- Seagateアカウント作成ページにアクセス。「Country/Region」からJapanを選択し、「Preferred Language」から日本語を選択
- 日本語表記になるので、必要事項を記入し、サインアップをクリック
- 入力したメールアドレスに確認URLが届くので、それをクリック
- 先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入力し、サインインをクリック
- 以上でアカウント作成は完了です。
RMAの申請方法
- Seagateアカウントでログインし、「依頼作成」タブをクリック
- 製品番号、シリアル番号、「私はロボットではありません」にチェックし、「保証の状況の確認」をクリック
- 住所入力画面が表示されるので、自身の住所(修理された製品の配達先)を英語で入力。
※英語表記がわからない場合は「こちら」の部分をクリックすることで、日本語住所⇒英語住所変換ツールが表示されます
- 製品番号等が問題なければ、次へをクリック
- 故障した製品を送る先を選択。いくつか選択できますが送料は自己負担のため、国内(UPS 千葉)がオススメ
- 送り先が問題なければ、次へをクリック
- 再度確認が表示されるので、OKをクリック
- 最終確認ページが表示されるので、「返品注文の送信」をクリック
- 以上でRMAの申請は完了です。
故障機の発送
故障したHDDは、下記リンク先にしたがって厳重に梱包する必要があります。梱包が不十分な場合、実際は輸送中に壊れてなくても、輸送中に故障したと判断され、保証対象外となります。
参考:梱包および郵送について | Seagate サポート 日本
しかし、以前は厚さ5cmのスポンジで囲む必要があるなど、文字通り厳重な梱包が必要でしたが、2019年9月現在は、ある程度きちんと梱包していればよくなったようです。
製品の梱包方法
1台の内蔵、外付、およびSSDデバイス
- ESDを防止するため、メディアを帯電防止バッグまたは同様の素材の袋に入れます。
- クッション封筒または気泡緩衝材を裏に張った箱にドライブを入れます。
- ペレット状の緩衝材、ピーナッツ、エアバッグ、新聞紙などは使用しないでください。
- パッケージの内側に出荷案内書を入れて、箱の端と隙間にナイロンテープまたはビニールテープで封をします。
- パッケージの外側にラベルを貼ります。
故障したHDDの梱包が終わったら、RMA申請の際に表示された住所(上記手順であれば千葉)に追跡番号が表示される方法で発送すれば、完了です。
一週間~一か月程度で修理されたHDDが戻ってきます。
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