Windowsの時刻同期に失敗する場合の対処法

「時間差が大きくなりすぎたため、Windowsの時刻とタイムサーバーの時刻を自動的に同期させることができません」と表示されてWindowsの時刻同期に失敗する場合の対処法

状況

Windowsの時刻同期で、以下のようなエラーが表示されて時刻同期に失敗する:

ntp.nict.jp と同期中にエラーが発生しました。時間差が大きくなりすぎたため、Windowsの時刻とタイムサーバーの時刻を自動的に同期させることができません。手動で時刻を合わせてください。


原因と対処法

このエラーは、コンピュータの内蔵時計に大幅なズレがある場合に発生します。

Windowsではインターネット上の「NTPサーバ」と呼ばれる時刻合わせ用のサーバと通信することで、時計のズレを修正する機能を搭載していますが、コンピュータの時計があまりにもズレている場合は自動修正がエラーとなります。

対処法としては、エラーにある通り手動で時計合わせを行う必要があります。

コンピュータの内蔵時計の時計合わせ

  1. [設定の変更(C)…] をクリック
  2. [今すぐ更新(U)] をクリックしたら完了です。

ntp.nict.jpについて

ntp.nict.jpは、日本標準時を管理している「国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)」が運営するNTPサーバです。

Windowsではマイクロソフトの「time.windows.com」がデフォルトとなっていますが、正確な時刻合わせをしたい場合は「ntp.nict.jp」を使うと良いでしょう。

ntp.nict.jpを時刻合わせ先に設定する方法(【NTP】コンピュータの内蔵時計は正確ですか?【日本標準時】 | ハルパス)