コンピュータの内蔵時計をミリ秒単位で合わせることができる「桜時計」

コンピュータの内蔵時計をミリ秒単位で正確にすることができる時刻同期ソフトウェア「桜時計」のご紹介です。

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コンピュータの内蔵時計について

コンピュータには独自の時計が内蔵されていますが、その精度はあまり正確ではなく数分から数十分のズレがあることも珍しくありません。

そのため、WindowsではNTP(ネットワークタイムプロトコル)を使用してインターネット上の時刻合わせサーバで校正を行う機能が備わっています。

NTP:インターネット上に設置された時刻情報配信サーバと通信する際の規約のこと
Windowsでは米マイクロソフトが公開しているtime.windows.comを使用する設定となっている。

しかし、地理的に離れたアメリカのサーバを使用し、同期する間隔も一週間に一度という設定になっているため、それほど役に立ちません。

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こちらのページからコンピュータの時計と日本標準時のズレを確認することができます。一度確認してみると良いでしょう。


桜時計

桜時計は、同期サーバの選択と同期間隔を細く設定することができる時刻同期ソフトウェアです。

時刻同期に使用するサーバを自由に選択することができ、同期する間隔も分単位で設定することができます。

日本では日本標準時を管理している情報通信研究機構(NICT)が時刻合わせサーバを無償公開しています。

参考:無料で使えるNTPサーバの一覧

このページでは桜時計を使用して10分毎にNICTのサーバと時刻同期を行う方法となります。

コンピュータの内蔵時計を正確にすることで、ネットオークションやネット通販のタイムセールの際などに発生するトラブルを未然に防ぐことができます。

また、コンピュータの内蔵時計が大幅にズレているとセキュリティ対策ソフトが誤作動を起こすことがあるため、セキュリティの観点からも内蔵時計を正確にすることは重要です。

桜時計のダウンロードと設定方法

  1. Vectorから最新版の桜時計をダウンロード
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  2. ダウンロードしたskrw021.lzhを解凍
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  3. 解凍したファイルの中のSKRWATCH.EXEを実行
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  4. 桜時計が起動するので、次の通り設定します。
    NTPサーバ名/IPアドレス:ntp.nict.jp
    起動時にオンラインにする:有効(チェックを入れる)
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  5. 左下のオンラインをクリックしたら完了です。閉じるをクリックしてください。
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桜時計の自動起動と常駐

閉じるをクリックされると、桜時計はタスクバーに常駐し設定された間隔で時刻同期を行います。

また、コンピュータをシャットダウンしても、起動時に桜時計も自動起動する設定になっています。

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