プロバイダのDNSサーバ障害が発生した場合の対処法

最近急激している「プロバイダのDNSサーバ障害」が発生した場合の一時的な対処方法のご紹介です。


この記事について

この記事では、OCN や So-net といったプロバイダのDNSサーバ障害が発生した際の対処法をご説明します。

具体的にはパソコンのDNSサーバ設定を「プロバイダのDNSサーバ」から「GoogleのDNSサーバ(Google Public DNS)」に変更する方法となります。

※Google Public DNS はGoogleが無償提供しているパブリックDNSサービスで、自由に使用することができます。

参考:パブリックDNSのよくある疑問とその回答

DNSサーバとは?

DNSサーバとは簡単にいうと、どのサーバがどこにあるのかを教えてくれるインターネット界における案内人です。DNSサーバに障害が起きると、どのサーバに繋げば良いかわからなくなるためインターネットに繋がっていても、ウェブページが表示できなくなります。

また、DNS情報は国際組織(ICANN)によって管理されており、プロバイダやGoogleのDNSサーバはそのコピーに過ぎません。

  1. Windows11の場合
  2. Windows10の場合
  3. Windows7の場合

Windows11の場合

  1. スタートボタン右クリックし、ネットワーク接続をクリック
  2. イーサネットをクリック
  3. DNSサーバーの割り当て:」の編集をクリック
  4. 自動(DHCP)をクリックし、手動を選択
  5. IPv4をクリック(選択)
  6. 優先DNSに「 8.8.8.8 」、代替DNSに「 8.8.4.4 」と入力し、保存をクリック
  7. 以下のようになっていれば完了です。

Windows10の場合

  1. スタートボタン右クリックし、設定(N)をクリック
  2. ネットワークとインターネットをクリック
  3. アダプターのオプションを変更するをクリック
  4. Ethernet0(環境によって異なる場合あり)を右クリックし、プロパティ(R)をクリック
  5. 「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」をクリック(選択)し、プロパティ(R)をクリック
  6. 次のDNSサーバのアドレスを使う(E)をクリック
  7. 優先DNSサーバ(P)に「 8.8.8.8 」、代替DNSサーバに「 8.8.4.4 」と入力し、OKをクリック
  8. 閉じるをクリックすれば完了です。

Windows7の場合

  1. スタートボタンをクリックし、コントロールパネルをクリック
  2. ネットワークの状態とタスクの表示をクリック
  3. アダプターの設定を変更をクリック
  4. ローカルエリア接続(環境によって異なる場合あり)を右クリックし、プロパティ(R)をクリック
  5. インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」をクリック(選択)
  6. プロパティ(R)をクリック
  7. 次のDNSサーバのアドレスを使う(E)をクリック
  8. 優先DNSサーバ(P)に「 8.8.8.8 」、代替DNSサーバに「 8.8.4.4 」と入力し、OKをクリック
  9. 閉じるをクリックすれば完了です。

更新履歴

  • 2022年 2月 6日 Windows11の内容を追加しました。
  • 2021年11月21日 Windows10の仕様変更に伴い内容を更新しました。
  • 2017年 6月22日 Windows10の仕様変更に伴い内容を更新しました。