Heartbleed対策済みの定番FTPクライアント「FFFTP」
2014年4月に発見されたOpenSSLのバグ「Heartbleed」の修正が施された定番FTPクライアント「FFFTP」のご紹介です。
Heartbleedとは?
「Heartbleed(ハートブリード)」は、オープンソースの暗号化ライブラリ「OpenSSL」で発見された脆弱性です。
2014年4月に発見されたこの致命的な欠陥によって、外部の第3者が「秘密情報」を閲覧することが可能となっていました。
現在は、修正済みの「OpenSSL」が公開されています。
FFFTPとは?
FFFTPは、ファイル転送の際に使用されるFTPクライアントソフトウェアです。
主にウェブページをサーバにアップロードする際に利用されるファイル転送ソフトウェアの一種で、定番FTPクライアントソフトとして有名です。
このソフトにも暗号通信を利用するために「OpenSSL」が利用されています。正式公開版は「1.98g」で、このバージョンで使用されているOpenSSLはHeartbleedが存在します。
現在、緊急アップデートとして修正済みのバージョン(1.98g2 )が公開されていますので、該当のものを利用されている方はアップデートをおすすめします。
【追記】 次期バージョンとなる1.99βが公開されました。
FFFTPのインストール方法・アップデート方法
- SourceForge.JPより最新版のFFFTPをダウンロード
- ダウンロードしたffftp-1.98g2.exeを実行
- ユーザーアカウント制御が出ますが、はい(Y)をクリック
- 次へ(N)>をクリック
- 次へ(N)>をクリック
- 次へ(N)>をクリック
- 次へ(N)>をクリック
- 完了をクリック