Google Chrome 64bit版が正式リリース(Stableチャンネル)されました。

8月26日に公開されたGoogle Chrome 64bitの正式リリースについてのご紹介です

初のGoogle Chrome 64bit版

これまでに公開されてきたWindows用Google Chromeは32bit版でした。

しかし、6月3日に初のGoogle Chrome 64bit版が開発者向けの「Devチャンネル」と「Canary Build」公開され、7月22日にはbeta版でも公開されました。

「Devチャンネル」「Canary Build」「beta版」についてはこちらの記事を参照してください。


一般公開されたGoogle Chrome 64bit版

今回公開されたGoogle Chrome 64bit版は「Stableチャンネル」で、安定版です。

よって、Google Chromeが正式に64bitに対応したことになります。

ただ、対応OSはWindows 7とWindows 8 / 8.1のみでWindows Vistaはサポート対象外です。


Chrome ブラウザ

なお、64bitに対応したことで次の様な利点が挙げられています。

  1. 高速化 グラフィックやマルチメディアコンテンツの処理が25%高速化
  2. 安全性 新たな脅威に対する耐性向上、既存のセキュリティ対策機能も効果点
  3. 安定性 クラッシュ率が半減

具体的なパフォーマンス

これまでに公開されてきたGoogle Chrome 64bit版はパフォーマンスが向上してきています。

よってベンチマーク(Peacekeeper)とメモリ使用量(Chrome付属のタスクマネージャー)の結果を載せておきます。

注意事項 : 内容は環境により大きく左右されます。

Dev
Beta
StableStable(32bit版)
ベンチマーク※大きいほど良い3449360733414188
メモリ使用量
ブラウザ(本体)51,884KB55,760KB37,812KB29.232KB
タブ62,068KB34.484KB60,628KB36,120KB
GPUプロセス90,288KB74.368KB51,316KB35.744kKB
累計204MB165MB150MB101MB

・・・メモリ使用量がこれまでに公開された64bit版に比べ向上しています。


Google Chrome 64bit版のインストール方法

インストール方法はこれまでと変わっていませんので、次の記事を参照してくだい。

【ブラウザ】Google Chrome 64bit版を使ってみよう | ハルパス