【ブラウザ】Google Chrome 64bit版を使ってみよう
6月3日に公開されたGoogle Chrome 64bit Windows版のご紹介です。
目次
追記:正式リリース版(Stable チャンネル)でも公開されました。
正式リリースされたGoogle Chrome 64bit版はこちらのページからダウンロード可能です。
Google Chrome 64bit版
現在、Googleが開発者向けに公開している64bit版のGoogle Chromeです。
正式リリース版である「Stableチャンネル」ではまだ公開されていませんが、開発版の「Devチャンネル」、テスト版の「Canary Build」で公開されています。
追記:2014年7月22日にBeta版でも公開されました。詳しくはこちらの記事を参照してください。
64bit版の利点
- 高速化 グラフィックスやマルチメディアコンテンツのパフォーマンスが平均して25%の高速化。
- 安全性 JIT spraying攻撃などへの耐性向上、既存のセキュリティ対策機能もより効果的に。
- 安定性 レンダラプロセスでは、32bit版と比較してクラッシュがほぼ半減。
Google Chrome 64bit版のインストール方法
公開されているGoogle Chrome 64bit版は「Devチャンネル」と「Canary Build」がありますが、今回は安定している「Devチャンネル」のインストール方法です。
テスト版の「Canary Build」については次の記事を参照してください。
- Chrome Devチャンネル公式ページにアクセスし、Google Chromeを無料ダウンロードをクリック
- 同意してインストールをクリック
- ダウンロードしたChromeSetup.exeを実行
- セキュリティ警告が出ますが、実行(R)をクリック
- ユーザー アカウント制御が出ますが、はい(Y)をクリック
- 自動でインストールが始まります。
- インストールが完了
Google Chrome 64bit版が動く
インストールしたGoogle Chromeのプロセスです。64bit版で動いていることが確認できます。(32bit版で起動しているとchrome.exe *32と表示されます)
バージョン情報のページです。
Google Chrome 64bit版の簡単なレビュー
見た目では32bit版のGoogle Chromeとの違いは見つかりません。
また、簡単に使ってみて「クラッシュしにくい」や、「32bit版よりキビキビ動く」といったことはありませんでした。
パフォーマンスはベンチマーク(Peacekeeper)の結果を載せておきます。
Google Chrome 64bit版(Devチャンネル)
Google Chrome 32bit版(Stableチャンネル)
※数字が大きいほど結果は良いです。
Google Chrome 64bit版のメモリ
「64bit版ソフトウェア」というと、32bit版と比べて多くのメモリを使用するといったイメージがあります。
では実際には?
Google Chrome 64bit版(Devチャンネル)
Google Chrome 32bit版(Stableチャンネル)
※起動時のタスクマネージャです。
やはり、64bit版は32bit版に比べて多くのメモリを使用するようです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません