【Firefox】有効にした TLS1.0/1.1 を無効にする方法

Firefoxで有効にした TLS1.0/1.1 を無効にして初期状態に戻す方法のご紹介です。

Firefoxの TLS1.0/1.1 の有効化

Firefox 74以降では、初期状態で TLS1.0/1.1 が無効化されています。

しかし、TLS1.2非対応のウェブページを表示した場合のエラーページには、TLS1.0/1.1をワンクリックで有効化するボタンが表示されます。

参考:【Firefox】SSL_ERROR_BAD_MAC_ALERT の対処法

このボタンをクリックすることで、TLS1.0/1.1が有効化され、エラーとなったウェブページが見れるようになりますが、この設定は永続的なもので、一度有効化すると、常に有効になります。

そのため、一時的に有効化した場合や、有効化する原因が解決(ウェブページがTLS1.2以降に対応した)した場合は、再度 TLS1.0/1.1 を無効にする必要があります。

よって、このページでは有効にした TLS1.0/1.1 を無効にする方法を紹介します。

TLS1.0/1.1 が有効になっていることは非常にセキュリティリスクが高いため、有効化が不要になったら必ず無効にしてください。


TLS1.0/1.1 の無効化方法

  1. URL欄に about:config と入力し、エンター(Enter)
  2. 注意して進んでください!と警告されますが、危険性を承知の上で使用するをクリック
  3. 検索欄に security.tls.version.enable-deprecated と入力し、表示された security.tls.version.enable-deprecated をダブルクリック
  4. true が false になっていれば TLS1.0/1.1 の無効化は完了です。再起動は不要です。