【Firefox】WebRTCを無効化して情報流出を防ぐ方法

Firefoxに標準実装されている「WebRTC」を無効化して、プライベートIPアドレスの流出を防ぐ方法のご紹介です。

WebRTCとは?

Web Real-Time Communication(WebRTC)は、ウェブブラウザ同士でリアルタイム通信を行うための規格です。

先日追加された「Firefox Hello」などのビデオチャットや、ファイル共有などに使用されています。

WebRTCによる情報流出

WebRTCでは、利用者同士が通信するためにプライベートIPアドレスが取得できるようになっています。

このプライベートIPアドレスの取得は、必要性に関係なくサイト管理者が自由に取得できるため、悪意あるウェブサイトにアクセスした場合、プライベートIPアドレスを知られる場合があります。

参考:VPNでもWebRTC経由でIPアドレスが漏洩するとセキュリティ専門家が警告、漏洩の危険があるVPNも公開 – GIGAZINE

よって、このページではWebRTCを無効にする方法を紹介します。

なお、AdblockではWebRTCをブロックできません。トラッキングを警戒する方はWebRTCを無効化することをオススメします。


WebRTCを無効にする方法

  1. URL欄に about:config と入力
  2. 動作保証外になります!と警告されますが、細心を払って使用するをクリック
  3. 検索欄に media.peerconnection.enabled と入力
  4. 表示された media.peerconnection.enabled の上でダブリクリック
  5. 値が false になっていれば完了です。

WebRTCの動作チェック

次のリンク先ページに確認ページを用意しました。ご利用ください。

WebRTC動作確認ページ