【追記あり】1GB/0.6円で使える「B2 Cloud Storage」【10GBまで無料】
オンラインバックアップサービスで有名な「Backblaze」が提供する格安オンラインストレージサービス「B2 Cloud Storage」のご紹介です。
内容が古くなっています。最新情報は次の記事を参照して下さい。
目次
B2 Cloud Storageとは?
B2 Cloud Storageは、米Backblaze社が運営するクラウドストレージサービスです。
1GBあたり0.005ドル(約0.6円)/月額という破格の値段で利用できるオンラインストレージサービスで、10GBまでは無料で利用することができます。
料金体系はAmazon S3同様、ストレージ代とは別にネットワーク(アップロードは無料)とAPIでも課金されます。
Backblaze社について
Backblaze社は、2007年アメリカで創業されたクラウドサービスを提供する企業です。2011年10月に容量無制限のオンラインバックアップサービス「Backblaze」を開始。日本では「ソースネクスト株式会社」が販売代理店となっています。
先日話題となった「メーカ別HDDの故障率レポート」を公開したのも、この企業です。
ベータ版で順番制
今のところB2 Cloud Storageは非公開ベータ版で、アカウント登録のみとなっています。
アカウントの登録順に、ベータ版の招待案内がメールで届くようです。
当サイト管理人の場合は2ヶ月ほど前に登録し、先日招待メールが届きました。
B2 Cloud Storageを使ってみる
招待メールが届いたら、公式ログインページから登録したメールアドレスでログインします。ログインを行うと、電話番号の登録が求められます。
登録したパスワードと、電話番号を入力し、Send Codeをクリックします。入力した電話番号にSMSで認証キーが届くので、その下に認証キーを入力し、Verifyをクリックします。
「Backblaze verification code: 123456 Code expires in 10 minutes. Messagingrates may apply.」
電話番号をログインに使用するかどうか尋ねられます。上から「使用しない」、「7日ごと、もしくは別のブラウザの場合のみ」、「常に使用する」です。
バケットの作成
B2 Cloud Storageでは、Amazon S3と同じようにファイルの管理領域「バケット」を作成し、バケットで管理する必要があります。
メニュー画面が表示されます。左側にあるメニューからBucketsを選択。
Create a Bucketをクリック
バケット名と公開範囲を設定し、Create a Bucketをクリック
※Private:非公開、Public:公開
バケットが作成されました。なお、Bucket Settingsから公開範囲の変更ができます。
ファイルのアップロード・ダウンロード
バケットの作成が完了したらファイルのアップロード・ダウンロードが可能です。
バケット画面からUpload/Downloadを選択し、Browse Files画面を開きます。
左上のUploadをクリックすると、ドラッグアンドドロップ可能なアップロード画面が表示されます。
アップロードが完了するとファイルが、Browse Files画面に表示されます。
ファイルのアップロード/ダウンロード速度はこちらの記事を参照してください。約1.5MB/sです。
まとめ
B2 Cloud Storageは1GB/0.6円という破格の値段で利用することができます。
現在はベータ版で、2015年の終わり頃に一般公開の予定です。
10GBまで使用できる無料プランが提供されます。
アップ/ダウン速度は遅めです。(国外サービスであることを考えると早め)
ウェブインタフェースの一部が日本語化されていません。