Microsoftのローカルディスクを仮想ディスク化する「Disk2vhd」

米マイクロソフト社が提供する仮想ディスク作成ソフト「Disk2vhd」のご紹介です。

内容が古くなっています。最新情報は次の記事を参照して下さい。
物理ディスクを仮想ディスクイメージとして丸ごとバックアップできる「Disk2vhd」

仮想ディスクとは?

仮想ディスクとは、その名の通り「仮想的な記憶媒体」のことです。

代表的な例として、ハードディスクを仮想化した「仮想ハードディスク」や、CD/DVDを仮想化した「仮想化CD / DVD」、そしてメモリをハードディスクのように扱う「RamDisk」があり、このページでは仮想ハードディスクについて扱います。


Disk2vhd

Disk2vhdは、ローカルディスクを仮想ハードディスクに変換する仮想ディスク作成ソフトです。

指定したパーテションを仮想ハードディスク(VHDまたはVHDX)に変換することができるユーティリティソフトウェアで、作成された仮想ハードディスクは仮想マシンやVHDブートディスクとして利用することができます。

米マイクロソフト社の無償ユーティリティツール「Windows Sysinternals」のひとつとして提供されているため、安心して利用することができます。


Disk2vhdのダウンロードと起動方法

  1. 公式サイトから最新版のDisk2vhdをダウンロード
  2. ダウンロードしたDisk2vhd.zipを解凍
  3. 解凍したファイル中のdisk2vhd.exeを起動
  4. ユーザアカウント制御が表示されますが、はい(Y)をクリック
  5. Disk2vhdが起動しました。

Disk2vhdの使い方

Disk2vhdの使い方は簡単でそれぞれの項目を指定し、Createをクリックするだけです。

  1. 保存先 - 青い矢印
  2. 仮想化対象のパーティション - オレンジの矢印

vhd形式で作成したい場合はUse vhdxのチェックを外してください。

仮想ハードディスクの作成が完了すると、Disk export to VHD completed successfullyと表示されます。