主要オンラインストレージの速度比較
利用率の高いと思われるオンラインストレージサービス Dropbox、Google Drive、Onedrive、iCloud Drive、 InfiniCLOUD、MEGA、Sync.comの速度と機能の比較です。
オンラインストレージサービスとは?
インターネット上のサーバにファイルを保管するオンラインサービスの一種で、保管されたファイルはパソコン、スマートフォンなど環境に関係なく参照、編集、ダウンロードすることができます。
ファイルを知人間で交換、共有したい場合など様々な用途で使用でき、その性質からデータのバックアップとして利用することもできます。
主なオンラインストレージサービス
国内に限定しても、数多くのオンラインストレージサービスが提供されていますが、そのシェアのほとんどは Dropbox と Google Drive 、Onedrive そして iCloud Drive が占めています。
シェアは多くはないようですが大容量の「MEGA」や純国産で高速な「InfiniCLOUD」も人気のようです。
世界には様々な特徴をもったオンラインストレージがあります。今回紹介していないサービスについてはこちらで紹介しています。よろしければどうぞ。
サービス名称 | 容量 | アップロード速度 | ダウンロード速度 |
---|---|---|---|
Dropbox | 2.5GB※ | 0.49MB/s | 3.20MB/s |
Google Drive | 15GB (Gmailと共有) | 6.18MB/s | 21.23MB/s |
OneDrive | 5.5GB※ | 0.12MB/s | 5.16MB/s |
iCloud Drive | 5GB | 0.43MB/s | 11.53MB/s |
InfiniCLOUD | 25GB※※ | 4.29MB/s | 8.17MB/s |
MEGA | 50GB | 0.46MB/s | 1.94MB/s |
Sync.com | 6GB※ | 0.21MB/s | 0.43MB/s |
※※紹介コードを入力した場合の容量です。
Dropbox (公式サイト)
オンラインストレージ業界の老舗で、定番です。速度や容量の点では他のオンラインストレージに劣っていますが、アプリや外部連携機能などオンラインストレージサービスといえば「Dropbox」というほど充実しています。
Google Drive (公式サイト)
検索エンジン最大手「Google」が提供するオンラインストレージサービスです。アップ・ダウンともに高速で容量は15GBと比較的大容量です。ただ、容量はGmailのメール領域と共有されるので注意が必要です。
Onedrive (公式サイト)
Windowsで有名な「マイクロソフト」が提供するオンラインストレージサービスです。 保管したWordやExcelファイルをブラウザ上で編集する機能が備わっています。残念ながら速度は期待できません。
追記:無料プランが15GBから5GBになりました。詳しくはこちら
iCloud Drive (公式サイト)
iPhoneで有名な「アップル」が提供するオンラインストレージサービスです。iPhoneやiPadなどのアップル製品とはシームレスで使用できますが、WindowsやAndroidとの連携性は高くありません。
InfiniCLOUD (公式サイト)
静岡県に本社を置く「ジャストプレイヤー株式会社」が提供する国産オンラインストレージサービスです。国内にサーバが設置されているため、他のサービスに比べ高速です。無料プランでは15GB(10GB + 紹介コード5GB)まで使用できますが、共有機能がありません。詳しくはこちら
MEGA (公式サイト)
MEGAUPLOADを運営していた「Mega Limited」が提供するオンラインストレージサービスです。 50GBと無料オンラインストレージサービスでは考えれれないほどの大容量が使用できます。
Sync.com (公式サイト)
カナダの「Sync.com Inc.」が提供するオンラインストレージサービスです。 ゼロ・ナレッジ(Zero-Knowledge)と呼ばれる暗号化方式を採用しているため、サービス提供会社ですらデータの中身を見ることができません。