ウェブサイトの情報を多角的に表示する「aguse.jp: ウェブ調査」
ウェブページの最終更新日、ウイルスチェック、IPアドレス、位置情報等の様々な情報を確認できる無料ウェブサービス「aguse.jp: ウェブ調査」のご紹介です。
目次
aguseとは?
aguseはサイトのURLやメールヘッダーを入力することにより、関連情報を表示する無料オンラインサービスサービスです。
今回は、その中のサイト情報調査ツール「aguse.jp: ウェブ調査」のご紹介です。
aguse.jp: ウェブ調査とは?
「aguse.jp: ウェブ調査」は、無料で利用可能なウェブサイト情報の調査ツールです。
調査したいサイトのURLを入力すると、「ページ内容に関する情報」「提供するサーバに関する情報」を表示します。
ウイルスチェック機能やスクリーンショット機能もありますので、不審なサイトのチェックにも利用できます。
使い方
確認可能な情報
「aguse.jp: ウェブ調査」では日本語でわかりやすく情報が表示されます。
ヘルプ(項目の左側にある"?")で内容に関する説明も表示されるため、特に難しいことはないでしょう。
実際に表示されるサイトのURL
指定されたURLが表示されます。
ただし、スマートフォンに最適化されたサイトなどでは指定されたURLと違う場合があります。
サイトのタイトル、逆引きホスト名、IPアドレス、最終更新日
指定されたページの情報が表示されます。
「サイトタイトル」はブラウザのタブに表示されるページ名です。検索結果にも表示されます。
「逆引きホスト名」は提供するサーバ名が表示されます。登録されていない場合は表示されません。
「IPアドレス」は提供するサーバのIPアドレスが表示されます。閲覧者のものではありません。
「最終更新日」はページの最終更新日時が表示されます。管理者側で設定していない場合は表示されません。
スクリーンショット
指定されたページのスクリーンショットが表示されます。
クリックすることで全体が表示されます。
また、ウイルス検出時は警告が表示されます。
METAタグ情報
ブラウザや検索ロボット、ボットが利用する情報が表示されます。
ページ自体には表示されませんが、製作者名や更新日が含まれています。
検出されたマルウェア、サーバー証明書、同一サーバ上の他のウェブサイト
指定されたページのサーバに関する情報が表示されます。
「検出されたマルウェア」ではページのウイルスチェックの結果が表示されます。なお、カスペルスキーの調査結果です。
ウイルス(トロイの木馬)を検出した場合の表示例
「サーバー証明書」は暗号通信(SSL)に関する内容が表示されます。暗号通信に対応していない場合は表示されません。
「同一サーバ上の他のウェブサイト」は同じサーバで運営されている他のサイトが表示されます。サイト名と更新日順に表示されます。
外部と接続するオブジェクト
ページ内に埋め込まれた外部とつながるリンクが表示されます。
「調査」はそのコンテンツを調査することができます。結果は同じように表示されます。
「URL」はそのコンテンツのURLです。クリックすると(スクリーンショット内の)該当部分が表示されます。
「国名」はそのコンテンツのサーバが設置されている国名が表示されます。
「カテゴリ」はそのコンテンツの種類が表示されます。なお「リンク(link)」「インラインデータ(iframe)」「javascript(script)」です。
サーバの位置情報
サーバが設置されている場所に関する情報が表示されます。
Googleマップで表示され、「国名」「地域名」「都市名」の項目でも表示されます。
ただし、ズレがある場合や表示されない場合もあるので参考程度です。
正引きIPアドレスの管理者情報
指定されたページのIPアドレスに関する情報が表示されます。
運営組織や連絡先などが表示され、連絡が取りたい場合にどうぞ。
ただし、サイトの運営者とは別の場合が殆どですので参考程度です。
ブラックリスト判定結果
指定されたページのブラックリスト掲載具合が表示されます。
既にブラックリストとして登録されている場合は閲覧しないようにしましょう。
ただし、SAFEだからといって安心してはいけません。内容が古い場合もあります。
その他の項目について
- ドメイン情報 : サイトのドメインに関する情報
- aguseサーバからの経路 : ネットワーク経路情報