【プロキシ】検索結果先も匿名でアクセス「Startpage Web Search」

匿名検索エンジン「Startpage Web Search」の検索結果先の匿名表示機能のご紹介です。

匿名検索エンジンとは?

「匿名検索エンジン」とは、文字通り「匿名」で「検索」ができる検索エンジンです。

そもそも検索エンジンといえば「Google」や「Yahoo」、「Bing」が有名ですが、殆どの検索エンジンは「トラッキング」と呼ばれるユーザの行動を監視する機能が備わっています。

そのため、個人情報の漏洩を嫌う利用者のために匿名で利用可能な検索エンジンが誕生しました。

それが「匿名検索エンジン」で、その中でも「DuckDuckGo」や「Startpage」が有名です。

DuckDuckGo

匿名検索エンジン「Startpage」

匿名検索エンジン「Startpage」は、Googleの検索結果をStartpageのサーバが仲介することで匿名性を維持している検索エンジンです。

ユーザ ←→  Startpage  ←→  Google

使い方は通常の検索エンジンと同じで、検索ボックスに「検索したいワード」を入力し、サーチボタンをクリックするだけです。

「Startpage Web Search」は日本語表示には対応していませんが、検索は日本語の内容に対応しています。

DuckDuckGoとの違い

匿名検索エンジンとして有名な「DuckDuckGo」は、複数の検索エンジン・サイトから情報を収集し、その中から表示しています。

が、「Startpage」はGoogleの検索結果を取得しているので、Googleと同じ検索結果が表示されます。

Startpageの検索結果。右上にグーグルのマークが見えます。

そしてStartpageには「View by Ixquick Proxy」という検索結果先も匿名で表示する機能があります。


View by Ixquick Proxy

View by Ixquick Proxyは、Startpage検索結果の「ページタイトル」にそれぞれ表示されているリンクです。

このリンクをクリックすることで、検索結果に表示されているサイトを匿名で表示することができます。

仕組みは検索システムと同じで、検索結果のページを「Startpageのサーバ」が代理取得、表示しています。

よって、アクセス先にあなたの情報を与えずにページを閲覧することが可能です。

確認くんの表示例

確認くんの「View by Ixquick Proxy」をクリックした場合の表示

アクセス元は「s4.us.ixquick.com」で、Startpageのサーバになっていることがわかります。

なお、このサービス利用に際しStartpageは「IPアドレス・検索履歴・サービスの利用記録」は保存しないとしています。