コマンド操作やセーフモードでも消せないフォルダを消す方法

Windowsのフォルダ削除で、コマンドプロンプトやPowerShellのコマンド操作やセーフモードでも消せないフォルダを削除する方法

状況

次のエラーが発生するフォルダを、コマンド操作(DELRD)やセーフモードで削除を試みても、削除ができない。

項目が見つかりません

この項目は見つかりませんでした

次の場所にはありません。この項目の場所を確認してから再実行してください

[再試行]  [キャンセル]

対処法

WSLを利用してLinuxのコマンド操作をお試しください。

具体的には、WSLがインストールされた状況で、コマンドプロンプト(PowerShell)で次のコマンドを実行してください。

wsl rm -rf "フォルダ名"

WSL(Windows Subsystem for Linux)は、WindowsでLinuxを実行する仕組みで、Windowからは削除できないフォルダも削除できる場合があります。

以前のWSLは前提状況やセットアップが複雑でしたが、最新のWSL2では管理者権限のPowerShellで次のコマンドを実行するだけでセットアップできます。

 wsl --install 

参考: WSL のインストール | Microsoft Learn

WSLは、Windowsとは根本的な仕組みが異なるため、今回のようにWindowsでは対処不能な問題に役立つ場合があるため、セットアップしておくと便利です。

なお、関係性は不明ですが削除できないフォルダは、セキュリティ情報が確認できませんでした。