【Firefox】アドオンにより無効となったe10sを強制的に有効とする方法

マルチプロセス非対応アドオンによって無効となったマルチプロセス機能を強制的に有効とする方法のご紹介です。

マルチプロセス機能を有効にする

Firefox 54からマルチプロセス機能が有効となりましたが、非対応アドオンがインストールされている場合は引き続き無効となります。

原因アドオンを無効(場合によっては削除)にすれば、マルチプロセス機能が使えるようにはなりますが、必要不可欠なアドオンの場合は無効にすることは難しいです。

参考:e10sを無効にする原因アドオンを簡単に見つける方法

よって、このページではアドオンのマルチプロセス対応チェック機能を無効にする方法をご紹介します。

※チェック機能を無効にすることで、非対応アドオンをインストールしたままマルチプロセス機能が使えるようになりますが、不具合が発生する場合があります。


マルチプロセス機能の強制有効化

  1. URL欄に about:config と入力
  2. 動作保証外になります!と警告されますが、細心を払って使用するをクリック
  3. 検索欄に extensions.e10sBlocksEnabling と入力し、設定名の部分をダブルクリック。値をfalseにします。
  4. 同様に extensions.e10sBlockedByAddons を検索し、ダブルクリックして値をfalseにします。
  5. 次に dom.ipc.processCount を検索し、設定名の部分をダブルクリック。
  6. 最大プロセス数の入力し、OKをクリック(CPUコア数の半分がオススメ)
  7. Firefoxを再起動すれば完了です。