【Firefox】キャッシュの有効期限を最適化しページ表示を高速化する方法

キャッシュの有効期限を長くすることで、キャッシュの使用率を高めてページ表示を高速化するFirefoxアドオン「Load from Cache」のご紹介です。

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Load from Cacheとは?

Load from Cacheは、キャッシュの使用率を高めることでページ表示を高速化するFirefoxアドオンです。

ブラウザキャッシュ(キャッシュ):表示したページを保存しておき、次回同じページを開く際に利用することでページ表示を高速化する技術

ウェブブラウザは表示するページのキャッシュが存在する場合、そのキャッシュを利用するかどうかを有効期限で判断しますが、ほどんどの場合、内容に変化はないのに有効期限が切れているため、キャッシュを使用せず、同じリクエストを行います。

これは有効期限の設定が短いことが原因です。

Load from Cacheは、その有効期限を長くすることでキャッシュの使用率を高めるアドオンです。

有効期限を長くすると、ページの更新が反映されないという問題が発生しますが、Load from Cacheが有効期限を長くするのは、画像やCSSなどの更新頻度が低いコンテンツのため、更新が反映されないということは99%ありません。(アドオン作者談)

画像をふんだんに使っているサイトや、国外のサイトによくアクセスするかたは、特に効果が期待できます。

また、設定を変更することですべてのコンテンツの有効期限を長くし、オフラインでもページが表示できるようにもすることができます。


Load from Cacheのインストール方法

  1. アドオン配布ページ(Firefox公式サイト)にアクセスし、Firefoxへ追加をクリック
    load-from-cache-1
  2. インストール(I)をクリック
    load-from-cache-2
  3. 今すぐ再起動(R)をクリックして、Firefoxが再起動したらインストールは完了です。
    load-from-cache-3

Load from Cacheの使い方

Load from Cacheのインストールが完了すると、ツールバーにモードを表すアイコンが追加されます。

このアイコンをクリックすることで、キャッシュのモードを変更することができます。

load-from-cache-4

左から

OFFモード : アドオンを無効化(キャッシュ機能の無効化ではありません)

標準モード : HTML以外のコンテンツ(画像やCSSなど)の有効期限を長くします。オススメ!

強化モード : すべてのコンテンツの有効期限を長くします。

※強化モードではすべてのコンテンツをキャッシュから読み込むため、Twitterなどの更新頻度の高いページでは更新が反映されない場合があります。

ページ表示で足をひっぱるのは、ほとんどの場合画像のため、標準モードに設定しておくだけで効果が期待できるでしょう。