Windows PE作成ツール「WinPe-tch Direct」の使い方

作成に手間のかかる「Windows PE」を手軽に作成できるソフト「WinPe-tch Direct」のご紹介です。

WinPe-tch Directとは?

WinPe-tch Directは、Windows PEの作成を支援するソフトウェアです。

Windows PE:Windowsのインストールに使用される特殊なOS。インストール支援用に提供されているが、レジストリの操作ができるなどの理由から緊急用復旧OSとして利用される。

詳しくはWindows PE とは – TechNet – Microsoftを参照

Windows PEは無料で使用することができますが、イメージデータが単体では配布されておらず、利用者が特殊なツール(Windows AIK)を使用して作成する必要があります。

しかし、WinPe-tch Directを使うことで面倒な作業なしに簡単に作成することが可能です。

また、WinPe-tch Directで作成されたWindows PEには、ファイルエクスプローラなど予めいくつかの特定のソフトが組み込まれているため、Windows PEを使ったことがない方でも使いやすくなっています。


WinPe-tch Directを起動する

  1. Vectorから最新版のWinPe-tch Directをダウンロード
  2. ダウンロードしたwpd180.zipを解凍
  3. 解凍したフォルダ内にあるpe_d.exeを実行
  4. WinPe-tch Directが起動しました。

WinPe-tch Directの使い方

WinPe-tch Directの使い方は非常に簡単で、作成したいバージョンを選択し、「以上の設定でWinPEを作成」をクリックするだけです。

「以上の設定でWinPEを作成」をクリックすると、確認画面が表示されるので、はい(Y)をクリックしてください。

すると、自動的に必要なツールのダウンロードと実行が行われます。

作成が完了すると、「お茶タイム終了(?)」と表示されます。

作成されたWindow PEは実行ファイルと同じフォルダに「winpe_x86.iso」という名前で作成されています。

作成されたイメージデータはライティングソフトを使って、DVDもしくは、USBメモリに書き込んで使ってください。

DVDへの書き込みであれば、標準搭載されている「Windows ディスク イメージ書き込みツール」が使用できます。