USBメモリのフォーマットは「exFAT」と「NTFS」どちらが良い?

USBフラッシュメモリのフォーマット形式は「exFAT」と「NTFS」のどちらが優れているのか?の説明です。


結論

USBメモリ用フォーマットである「exFAT」を使いましょう。USBメモリで NTFS を使う利点はほとんどありません。


NTFSとは?

NTFS(NT File System)はWindows標準フォーマットで、コンピュータの内蔵ドライブに使用されています。

長所は多機能なことで、暗号化機能から自己修復機能まであらゆる機能を搭載してます。

短所は多機能すぎることで、それが元でトラブルになることがあります。また、機能のほとんどがUSBメモリでは使わないものばかりです。

参考:第135話:Windows 8/10がUSBメモリを破壊する噂 – #モリトーク – 窓の杜

よって、USBメモリで使用するには無駄な機能が多く適していません。


exFATとは?

exFAT(Extended File Allocation Table)はMicrosoftが開発した外付けドライブ用フォーマットです。

長所はシンプルなことで、接続に関連するトラブルがほとんどありません。また、読み書き速度がはやいとされてます。(後述)

短所はシンプルすぎることで、NTFSで使える機能をほとんど搭載していません。

つまり、専用に開発されているためオススメのフォーマットです。

なお、exFATはFAT32の後継ファイルシステムです。


NTFSとexFATのパフォーマンス比較

exFATは機能が制限されているため、ファイルの読み書き速度が早いとされています。

では実際には?

←NTFS exFAT→

使用するUSBメモリの種類やコンピュータの性能によりますが、ほとんど変わりません。