広告ブロック機能搭載のブラウザ「Brave」を使ってみた

Mozillaの元CEO「ブレンダン・アイク」が作成した広告ブロック機能搭載のウェブブラウザ「Brave」のご紹介です。

Brave (3)

内容が古くなっています。最新情報は次の記事を参照して下さい。
Braveがアップデート。1Password内蔵と32bitOSをサポート

Braveとは?

Braveは、広告ブロック機能を標準搭載したウェブブラウザです。

プログラミング言語「JavaScript」の生みの親であり、Mozillaの元CEO「ブレンダン・アイク」が立ち上げたベンチャー企業「Brave Software」が作成しました。

広告ブロック機能と、SSLページへの自動切り替え機能が特徴のウェブブラウザで、Windows / MacOS / Android / iOS向けに提供されています。

公開当初は予約制でしたが、現在は他のソフトと同じように公式サイトからダウンロード可能です。

ただ、公式サイトで公開されているのは64bitOS向けで、32bitOSでは動作しないので注意が必要です。


Braveを起動

  1. Brave公式サイトより、最新版のBraveをダウンロード
    Brave (0)
  2. ダウンロードしたBraveSetup.exeを実行
    Brave (1)
  3. スプラッシュスクリーンが表示されるので、しばらく待ちます。
    Brave (3)
  4. Braveが起動します。
    Brave (5)

Braveの簡単なレビュー

Braveは現在、開発者向けに公開されている段階で、売りである広告ブロック機能と、SSL切り替え機能以外はほとんど実装されていません。

ウェブブラウザであれば搭載しているはずの「履歴」や「ブックマーク」も搭載されておらず、唯一搭載されている機能はシークレットモードぐらいです。

また、日本語にも対応していません。(日本語サイトの表示は可能)

Brave (7)

広告ブロック機能について

ブラウザとしての機能がほとんどないBraveですが、広告ブロック機能は比較的強力なものが搭載されているようで、日本のサイトでも比較的よくブロックされていました。。

Google Chromeの表示例

Brave (8)

Braveの表示例:

Brave (9)


トラブルシューティング

起動に失敗する

公式サイトでダウンロードしたBraveは、64bitOS専用で、32bitOSで起動すると次のようなエラーが表示され、起動できません。

BraveSetup.exe Installation has failed